PRIDE VOICEは、声を通して本来の自分とつながり、互いに響き合える関係を育てる場です。
ここでは、声の出し方を身につけることだけを目的としません。
「ボイスアウェアネス」というフレームワークを通して、声と身体のつながりに気づき、本来の声が自然に現れてくるプロセスを大切にしています。
声が自然に現れてくるとき、自分自身への安心感が育ち、周囲との信頼も深まっていきます。
ビジネスの場でも、日常の対話でも、声はあなたの存在そのものを伝える力を持っています。
PRIDE VOICEとは
世界にひとつしかないあなたの声がある。
その声の中には、あなた自身の誇りが宿っています。
声は、存在の響き。
身体の状態や感情、その人の存在が、そのまま声として現れます。
声に気づくことは、自分自身のあり方に気づくことでもあります。
心理学には「メタ認知的気づき(Metacognitive Awareness)」という考え方があります。これは、自分の思考や感情をそのまま同一視せず、「いま自分はこう考えている」「こう感じている」と気づく力を指します。
同様に、ボイスアウェアネスでは「自分の声と身体感覚を、起きている現象として気づく力」を育みます。声がこもる、通りにくいなどの状態を「失敗」や「弱点」と決めつけず、「今ここで生じている響き」として観察します。この非評価的な観察は、自己受容の感覚を育み、内側の安心感の基盤となります。
その結果、コントロールしようとする力みがほどけ、身体と心が調和しながら、より自然な声の響きが現れてきます。
ボイスアウェアネスの実践は、観察→言語化→体現という循環を通じて深まっていきます。身体感覚を観察し、それをメタ認知的に言語化し、再び声として表す。この循環により、声は「出すもの(Doing)」から「自分の在り方から自然に現れるもの(Being)」へと変容していきます。
こうした気づきのプロセスは、マインドフルネスストレス低減法(MBSR)で重視される「いま起きていることに気づき、それを受け入れることで、変化が自然に生じていく」という学習プロセスと整合しており、内的な安定と、より自然な表現を育む枠組みとして機能します。
ボイスアウェアネスとは
ボイスアウェアネスとは、自分の声と身体感覚に非評価的に気づくことで、自己受容を深め、より自然な声の表現を育んでいくフレームワークです。
一般的なボイストレーニングでは、明瞭な発音や安定した声量、抑揚など、声の技術的なスキルを高めることを重視します。
相手に伝わりやすい声をつくるためのトレーニングです。
一方、PRIDE VOICEでは、声を「どう出すか(Doing)」だけでなく、「どう在るか(Being)」という視点から捉えています。
身体感覚に気づきながら自分の状態を整え、その結果として自然な声が現れるプロセスを大切にしています。
以下の表では、一般的なボイストレーニングとボイスアウェアネスの違いを、5つの視点から整理しています。
一般的なボイストレーニングとの違い
一見すると、目指すゴールは同じに見えるかもしれません。
声の質を高めること。それは、一般的なボイストレーニングとPRIDE VOICEのボイスアウェアネスに共通しています。
しかし、声への向き合い方には大きな違いがあります。
1 目指すゴール
一般的なボイトレ
通る声、明瞭な声、説得力のある声。相手に伝わる技術的に優れた声。
ボイスアウェアネス
「この声で大丈夫」と思える自己受容の感覚。内側の安定感が自然に声に現れ、その人らしい存在感がにじみ出る。
2 プロセス
一般的なボイトレ
正解やモデルに向かって技術を積み上げる直線的なプロセス。Doing(どう出すか)を習得する。
ボイスアウェアネス
観察→言語化→体現の循環を通して変化していくプロセス。声は「出すもの」から「自然に現れるもの」へ。Being(どう在るか)から立ち上がる声を育てる。
3 心・身体・声
一般的なボイトレ
発声に必要な身体の使い方を身につけ、身体をコントロールして声を出す。声に自信を持つことで、人前での緊張を和らげる。
ボイスアウェアネス
声を出すときの身体感覚に気づきながら、声と身体のつながりを深める。感情や身体の状態を否定せず受け入れ、自分の声に安心できる感覚を育てる。
4 理論的背景
一般的なボイトレ
発声学・音声学など、声の仕組みや発声技術に基づく理論。
ボイスアウェアネス
フォーカシング、クリーン・ランゲージ、ポリヴェーガル理論、レゾナント・コミュニケーションなど、身体感覚への気づきや身体知を重視する理論。
5 緊張への向き合い方
一般的なボイトレ
緊張を乗り越え、重要な場面でも安定したパフォーマンスを発揮できるよう練習を重ねる。
ボイスアウェアネス
緊張を問題にせず、「緊張しているけれど大丈夫」と受け入れながら話す。
比較項目
一般的なボイストレーニング
ボイスアウェアネス
1
目指すゴール
通る声、明瞭な声、説得力のある声。相手に伝わる技術的に優れた声。
「この声で大丈夫」と思える自己受容の感覚。内側の安定感が自然に声に現れ、その人らしい存在感がにじみ出る。
2
プロセス
正解やモデルに向かって技術を積み上げる直線的なプロセス。Doing(どう出すか)を習得する。
観察→言語化→体現の循環を通して変化していくプロセス。声は「出すもの」から「自然に現れるもの」へ。Being(どう在るか)から立ち上がる声を育てる。
3
心・身体・声
発声に必要な身体の使い方を身につけ、身体をコントロールして声を出す。声に自信を持つことで、人前での緊張を和らげる。
声を出すときの身体感覚に気づきながら、声と身体のつながりを深める。感情や身体の状態を否定せず受け入れ、自分の声に安心できる感覚を育てる。
4
理論的背景
発声学・音声学など、声の仕組みや発声技術に基づく理論。
フォーカシング、クリーン・ランゲージ、ポリヴェーガル理論、レゾナント・コミュニケーションなど、身体感覚への気づきや身体知を重視する理論。
5
緊張への向き合い方
緊張を乗り越え、重要な場面でも安定したパフォーマンスを発揮できるよう練習を重ねる。
緊張を問題にせず、「緊張しているけれど大丈夫」と受け入れながら話す。
ロゴに込めた想い
PRIDE VOICEのロゴは、リボンをモチーフにしています。
リボンの三つのねじりは、存在・身体・声を表しています。
声は、存在が身体を通して現れる響きです。
その響きは他者に届き、共鳴が広がります。
声を通して、人と人のあいだに関係が育まれていきます。
メインカラーの紺色は、宇宙や深海のように、私たちの内側に広がる未知の深さを象徴しています。
サブカラーのゴールドは、その奥にある一人ひとりの輝き、PRIDEを表しています。

声を通して、自分とつながり、他者と響き合う。
そんな関係が生まれる世界を目指しています。
PRIDE VOICE 澤田龍彦
「声の問い」メルマガ
声と身体の感覚についての問いや考察をお届けします。
ときどきワークショップのご案内もあります。
